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アメリカの独立系メディアで一時盛んに取り上げられたこの本は、2001年が初版発行です。2巻目も2003年に書かれています。科学者で経営者の江本勝さんは2014年に71歳で亡くなっています。
2冊とも読みましたので、ポイント押さえながら印象に残った箇所をまとめさせて頂きます。写真はネットからコピーしました。
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江本氏は水を研究してきた。部下の研究員のアイデアで、氷の結晶を見比べてみた。音楽を聞かせたり書いた言葉を見せた水の水滴を、シャーレに落としてマイナス25度で2時間半冷やすと、丸い氷の粒になる。それをマイナス5度の部屋で、200倍の顕微鏡で見る。結晶が現れるのはほんの二分間。
第1巻
水に音楽を聞かせてみると、美しいクラシック曲は綺麗な結晶を作り、ヘビーメタルロックは結晶を作ろうとしたものの、バラバラに壊れた。
次に思いついたのは、水の入った容器に「ありがとう」と書いた紙と、「ばかやろう」と書いた紙をそれぞれ張ること。前者はきれいな六角形の結晶、後者はやはりバラバラに散った。
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何故こういう現象が起こるのか。それは万物は振動し、固有の波動を発するため。水も音楽や言葉の波動を読み取り、反応して結晶を作るからだ。
水は宇宙からやってくる、と主張する研究者がいる。アイオワ大学のルイス・フランク博士だ。宇宙から100トンもの水と氷でできた小惑星が、1分に20個、一年で1000万個飛来してきている。小惑星は地球の近くで氷の粒に変化し、雨や雪に変化する。この説はNASAやハワイ大学が認めているが、学会は拒否している。教科書を書き換えたくないから。
「愛」「感謝」という言葉に水はきれいな結晶を作った。しかしどうも「感謝」の方が波動が強いように感じた。それは愛は能動的、感謝は受動的だからではないか、と気づいた。
水の原子記号はH2O、つまり水素が2つ、酸素が1つである。このように、愛と感謝が水に反映するとき、「感謝:愛」は2:1となり、感謝の方がパワーが強くなる。
愛は能動的だが、欲・搾取・戦いを生みやすい。一方感謝は「足るを知る」ことから始まる、受動の心である。現代世界には感謝の心が足りない。
「あなたが感謝そのものになったとき、あなたの体を満たしている水(人体の70%は水)はきれいになり、あなたは光り輝く結晶となるのです」
地球の水は汚染されている。水を綺麗にするのが人類の使命。
第2巻
波動の世界ではポイントがいくつかある。それは「共鳴」と「相似象」(フラクタル理論の説明)、そして一番大切なのは「流れていく」ということ。釈迦は「諸行無常」と言い残した。水は流れることによって清められる。(運動することによって血液も流れやすくなる)全ての循環は自然の大法則。
幸せになりたい人は、幸せの波動を自分に合わせる。成功者の話を聞くと異口同音に、常に物事をポジティブに考えることがカギだと言っている。それが幸せにつながる。
「老年期になって輝くような人生を送るためには、若いころからの準備が必要。人はどんな年齢であろうと、一日一日を大切に生きて自分を磨いていくことが必要」
人間は無限の存在なのに、富、物質や名声、あるいは快楽など、有限なものに価値を置きがち。そういうものは諸行無常で、いつかは消えてゆく。
筑波大学の村上和雄名誉教授は、人間の遺伝子暗号に「レニン」という酵素があるのを読み解いて世界的に有名になった。遺伝子という微細な空間に膨大で緻密な情報がある。何か「サムシング・グレート」な存在が情報を書き込んだとしか思えない、と村上氏は言う。
太古より宇宙から飛来して生命体の源となった水は、その情報を運んできたのではないか。
江本氏は波動医学を研究している。クラシックの名曲を水に聴かせて結晶写真を撮り、さらに波動測定器にかけると、人の感情や体に対して以下のような結果が出た。
スメタナ作曲「モルダウ」 強い苛立ちの感情をなだめる。リンパの流れを促進。
シュトラウス「美しく青きドナウ」忍耐心の欠如を治す。中枢神経を活発化。
ワグナー「ローエングリン」自己憐憫を無くす。関節の痛みを緩和。
チャイコフスキー「白鳥の湖」強迫観念を抑える。関節の動きをスムースにする( バレエ!)
ドビュッシー「牧神の午後への前奏曲」環境ストレスを緩和。腰痛の改善・予防。
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以上、個人的にポイントと思った点を抜き出しました。
自分を幸せの波動に合わせるには、ポジティブ思考に加えて、他者の欠点短所ばかり見ないで良い所だけ見てあげるのだそうです。そうすると社員であれば、どんどん成長して会社経営にも効果があるらしいです。
ありがちなことですが、皆で集まって職場の人の悪口やゴシップばかり・・・・
建設的批判ならいいですが、悪口大会に浸れば自分の波動も下がるので、なるべく席を外しましょう!(笑)
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