ディープ・ステートとはそもそも何を指すのかですが、2021年に当方はこういう記事を書きました。
この言葉の生みの親は、元UCLAの ピーター・デール・スコット教授です。
氏によると、Deep State の概念を発見したのは(おそらく1970年代)、トルコでのある事故でした。
会食か会合帰りだったのでしょうか、ある車が事故にあい、死傷者が出ました。車に乗っていたのは、トルコ国会議員、警察幹部、美人コンテスト優勝者、そして指名手配中の麻薬密輸王でした。何故警察幹部や政治家が麻薬王と同乗していたのか。動画Conversations With History: Professor Peter Dale Scott - YouTubeの10分56秒くらいからその話が始まります。政府と犯罪組織は事実上結託していることが分かったのです。
それから氏は、政府というものを、パブリック・ステートとディープ・ステート(以下DS)に分けて考えるようになります。パブリック・ステートは我々が教科書で学んだり、新聞テレビが報道する表向きの存在です。DSはその裏やまさしく深部(ディープ)で活動する、犯罪とつながりカネがうごめく秘密の存在になります。カネを求めて雪だるま式にいろんな組織や企業と結びつき、最後は氏の言葉で言うとDSは「disastrous=(一般社会にとって)悲惨な」権力になっていくということです。
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米の場合、CIAやFBIその他の政府機関にDSが忍び込んでいます。政府・官庁には諜報機関が17もあるそうです。それらの一部がイルミナティやフリーメーソンの手先となって、犯罪組織を使いながらいろんな工作を行います。
日本も、時々政治家が自殺と見せかけて暗殺されますが、日本版DSが殺し屋を使っているはずです。
トランプに言わせると、ワシントンDC ー官庁や議会のある政治の中心地ーはDSの巣となり果てているので、掃討する必要があるのです。その計画を、昨日発表しています。
Donald Trump: “Here's my plan to end the Deep State & Washington corruption once and for all” - Brighteon.com
国家や国民に悪意をもつ官僚(rogue bureaucrats)を解雇する。
国家安全・諜報機関に多くいる腐敗職員を掃討する。保守派やクリスチャンの国民を迫害できないようにする。
外国情報活動監視裁判所(FISA court)の判事達は、証拠があっても外国のスパイ活動を取り締まらない。これを入れ替え、改善する。
政府のウソや権力の乱用がアメリカをぼろぼろにしてきた。真実と和解の委員会(truth and reconciliation commission)を設立し、DSによるスパイ活動・検閲を明らかにして解決していく。
フェイクニュース・メディア(CNN、ABC、CBS, CNBC、NY タイムス、ワシントンポストなど)に情報をリークする政府職員を取り締まり、場合によっては法に処す。
政府を監督査察する監察官(inspector general)に独立権限を与え、DSに抱き込まれないようにする。
諜報機関は国民に対して(トランプに対しても)スパイ活動をしている。議会にそれら機関の監視を引き続き依頼する。
増大する連邦政府の拠点一部を、ワシントンDCの腐敗沼地(swamp)から他の州に移す。10万に上る官職を、ワシントンから移転させる。
連邦政府職から民間企業への天下りを禁止する(例、FDAからファイザーへ現役中に天下り)
憲法修正し、議員の任期に制限を与える(注・老齢でも議員の地位にしがみついている人は多い)
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アメリカもどの国もすっかり腐敗していますが、トランプが暗殺されないよう祈ります。
2000万人もいる新規移民問題についてはトランプはしょっちゅう演説でこう言っていました。「就任したら即、国境を閉鎖する」ーOn Day 1, I will close the borders. そして大問題の人身売買のギャングを総潰しにするそうです。
国内の不法移民を全部送還すると言っていますが、早速民主党系のカリフォルニア州やマサチューセッツ州の知事が反対を表明しています。
来年以降、連邦政府VS州の戦いが繰り広げられるかもしれません。予想される内戦とはこのことでしょうか。
さて、忘れられた感のあるバイデン現大統領ですが、出馬を止めさせられたとして、カマラやオバマに激しい恨みを抱いていると報道されています。
敵の敵は味方といいますが、トランプの応援をしたのではと言われています。ジル夫人も、投票の日に真っ赤(共和党の色)なワンピースを着ていますが、トランプに投票したかもしれません。
ここでクイズ、トランプのダンスは何でしょうか。
トランプの演説集会は総計900回以上行ったそうですが、まず保守派の愛歌・Lee Greenwoodの「God bless the USA」で登壇し、演説後はVillage People のホモ賛歌「YMCA」で退場します。その際いつも軽くダンス(手だけで足は動かさない)しますが
選挙直前の最終集会では、通常よりダンスが目立ちました。↓動画の4時間20分から見れます。
この振り付け、若い人にはピンとこないかもしれません。
そう、「ゴーゴー」です!1950年代終わりから60年代にかけて、若者の間で(日本でも)流行しました。
さすが、ひょうきんさもあるトランプです。
しかしこれからは命を懸けてDSと対峙しなければなりませんから、ダンスどころではありません。
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