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シリア崩壊は米・イスラエル・トルコなどのオペ。イスラエル帝国の拡大か。(2024年12月11日公開)

chibamai

更新日:2024年12月31日

8日土曜、突然シリア政権が崩壊しアサド大統領がロシアに脱出、ISISやアルカイダが政権を握ることになりました。


独立系メディアでは早速、米・トルコ・イスラエルが反体制派を支援して政権転覆したと言っています。

元国連核兵器査察官で来日もしたスコット・リッター氏(画面右)の話です↓


シリアは何の前触れもなくいきなり崩壊した。前例のないことだ。誰も状況を把握できていない。

アサドはずっと悪者扱いされてきた。化学兵器をクルド人に実際に使ったのは、欧米が支援する反体制派で、アサドではない。

永年に渡ってシリアは経済制裁で国が疲弊し、インフラが揺るいできた。欧米はそこを狙って、生活が苦しい軍上層部や政治家にわいろを渡し、仕事しないように指示する。そうすると軍や警察、国のシステム全体の基盤が緩む。それであっけなく崩壊したのではないか。


メディアは、シリア国民がアサドの圧政から解放されたと報道しているが、全く違う。アルカイダやISISの手に渡ったことで、国は大混乱に陥るだろう。

アルカイダはテロ組織、911で米は大被害を被ったのに、全く信じられない。

これでイランは封じ込めになった。欧米とうまくやっていかなければイランは存亡の危機となる。実際にそのようなイランのメッセージがうかがえる。これからイスラエルもどんどんシリアに進攻し、思い通りになっていく。


マイク・アダムスは、やはり原油と天然ガスが理由で、シリアは反体制派を支持する欧米に陥落したと言っています。


現在各国から提案されている天然ガスの新パイプライン↓ ロシアからドイツへ通るノルドストリームは去年、米英によって爆破された(表向きはロシアによる爆破)


青は米が提案、ペルシャ湾からガスを引いてシリアを通り、欧州につなげる。

赤はイランが提案、同国からシリアを通る。


いずれにしても、シリアを通らざるを得ない。欧米に対抗するシリアを弱体化させるため、特にヒラリー率いた国務省などはアサド政権転覆を何回も試みた。


ほんの最近まで、シリアを支配する勢力はこのように分かれていた↓

緑は反アサド派地域、黄土色は親イラン派、茶色はアサド政権の支配地域。


この週末で地図は一変した。茶色がすっかり緑になり、反体制派が支配するようになる。

バイデンは、反体制派支援を表明した。イスラエルも米も、シリアの物流拠点などを引き続き爆撃している。ガザのように地域や国を解体し、原油目的のイスラエル/ロスチャイルド帝国の拡大を狙っているのではないか。

ーーー


大体において欧米が指揮する戦争や内戦は、経済が目的です。中東がもめる理由は原油とガスの取り合いでもあります。

民主主義を施行するだの圧政からの解放だの、全くもって笑えます。


当方は30年ほど前に中近東旅行の一環として、シリアに3回行きました。歴史が大変古く、見どころの多い国で、子供好きの親切な国民性です。

世話になった人たちが苦労してないか、心配です。

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