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アイゼンハワー大統領は退任TV演説で後世に何を伝えようとしたか。




米アイゼンハワー大統領(任期1953-61)の有名な演説で「軍産複合体=Military-industrial complex」に言及しているのをご存じの方も多いと思います。

現在の世界を取り巻く状況は、60年前に警告されていたことになります。


同大統領は軍人出身でした。大統領としての評価は高いほうだったと思います。少なくとも、クリントンやオバマ、ブッシュよりは高かったと思われます。


この演説の中身を分析していきます。


  • (最初に国民への挨拶、議会への感謝やねぎらい、国家が発展する願いなどが語られます。)

  • 20世紀が半分以上過ぎたが、既に4つの大戦争が起こった。アメリカは本当に世界の平和と人類の福祉のために何ができるかを考えなければいけない。

  • しかしこのような良き目標を脅かすものが、世界を飲み込んでいる。我々に敵対するイデオロギーが存在し、(注:冷戦時代なのでソ連のことか?)これを克服するために努力していかなければいけない。

  • このような脅威に対し、巨大な防衛費を要求したり、応用科学に投入する劇的な予算増を訴え、戦う手段はこれしかない、という声がある。

  • しかしこれらの提案に対しては、バランスを鑑みる必要がある。経済のバランス、国家と個人のバランス、現在と将来のバランスなどだ。

  • 米国は今まで、あらゆる脅威に対して、バランスを持った政府と国民の声が優先されてきた。しかし現在2つの新しい脅威がある。(注・軍事産業と科学テクノロジーエリート)

  • 一つは軍事産業(military establishment)。軍関連の産業は圧倒的な、巨大なものに成長した。防衛関係に従事する国民は350万人になる。

  • これら軍事産業は、政府や自治体の政治・経済・心理に大きく影響している。軍事が発展していく必要があるのは当然だ。しかしその重大な問題に気をつけなくてはいけない。

  • (ここが有名な部分です)政府を監視する組織(政府審議会など)で、我々は軍産複合体による不当な影響力の獲得ー意図的かそうでないかに関係なくーに対して戦わなければいけない。間違った権力が破滅的に台頭しつつあり、これからも続くだろう。In the councils of government, we must guard against the acquisition of unwarranted influence, whether sought or unsought, by the military-industrial complex. The potential for the disastrous rise of misplaced power exists and will persist.

  • これらの権力が我々の自由と権利を脅かさないようにしなければならない。

  • 同時に、ここ数十年のテクノロジー革命が存在する。

  • 科学の研究と発展は大事だが、公共政策が科学/テクノロジーエリートの捕虜になる危険がある。 we must also be alert to the equal and opposite danger that public policy could itself become the captive of a scientific-technological elite.

以上がよく取り上げられる部分です。


アイゼンハワーは、実は軍産複合体を「議会(Congressional)・軍産複合体」と当初は草稿に書いたものの、あとから「議会」を消した、という説があります。つまり政治家たちが軍産複合体とつるんでいることを暴露したかったものの、思い直した可能性があるのです。

現在の独立系メディアの報道では、米の議員の8割以上はビッグファーマから金を貰っているということです。日本も似たようなものでしょう。


さて、演説引用部分で下線を「応用科学」「軍事産業」と「テクノロジー革命」に、太字を「軍産複合体」と「公共政策・・・捕虜」に施しました。現在の応用化学であるウイルス兵器研究(新型コロナが生物兵器であるのは証明済)、優生学にもとづいた人口削減目的のワクチン研究などは、科学テクノロジーエリートが軍産複合体を通じて行っているのだと思います。その複合体はグローバリスト勢力の一部ではないでしょうか。

政府の公共政策がこれらの勢力の捕虜になってしまわないよう、アイゼンハワーは60年前に警告したことになりますが、その通りになってしまいました。ワクチン接種、「新しい日常」プロパガンダなどは、各国政府自体がグローバリストの指示の元に行っているものです。


閑話休題。


以前夜明けのシンボリズムの話をしました。



最近、米政府がイルミナティ国連の言うままの炭素排出削減文書を出しましたが、以下の表紙が使われています。


一体これは夕日なのでしょうか、朝日なのでしょうか。

朝日であれば、このシンボリズムが意味するところの、共産主義による世界支配がかなり進んで太陽が高く昇っています。

夕日であれば、アメリカの落日は近いということになります。バイデン大統領は認知症ですし、オムツをせざるを得ない状態です。もうじきハリス副大統領が昇格すると言われています。加えてアメリカの国力はどんどん下がって、中国に乗っ取られようとしています。


シンボリズムは馬鹿にできません。何故なら、支配勢力は世界中に散らばる手下に、何らかのメッセージをシンボルを使って知らせるからです。

フリーメーソンやイルミナティは象徴学を多用してきました。


これからも象徴学を追求したいと思っています。

















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