米ドルの基軸通貨としての地位がいつか崩れ落ちることは、以前から予想されていました。
当ブログでも何回も取り上げました。
ドルに対抗するBRICSによる通貨バスケットは40%ゴールドによって保証されることになっており、紙切れだけの米ドル・円・その他の通貨に比べると、本来のおカネの形を持つことになります。
今日ロシアでBRICS加盟国が会合を開きますが、正式に新通貨の発表をするのか、注目されています。
ところで先週プーチン大統領は、ゴールドだけでなく銀も現在のルーブル通貨の保証に使うと発表したそうです。Alex Jones Showの常連・貴金属取引の専門家カーク・エリオット博士が昨日言っていました。そのせいもあり、銀はかなり上昇しています。
大手の米銀は銀のショート・ポジション(空売り)をたくさん抱えており、市場が上昇すると損するので買い戻しを入れざるを得ません。こういうのをショート・スクイーズと呼び、価格上昇要因になります。JPモルガン・チェースやバンク・オブ・アメリカ、米銀以外では香港上海銀行などがかなりやられているそうです。
ショートの買戻しで出来高・価格が上昇↓
バンク・オブ・アメリカの株に関しては、最近巨大投資家ウォーレン・バフェットが大量に売却したため、何かあるのではと囁かれています。エリオット博士は金融危機はそう遠くないと言っていました。
さらに同博士によると、銀をルーブル保証に使うというプーチンの発言は、米銀の大損をねらったものだそうです。
「本来銀は金に比べると市場が小さく、ルーブルの保証に使用できる銀の量もそれほど多くないはず。プーチン発言の本意は、銀のショートを抱えるアメリカの銀行を大損させるためのものだ。これは金融戦争と言ってもいい」
ということです。
またトランプが大統領就任すると、共産主義で世界を統治したいイルミナティやフリーメーソン系のエスタブリッシュメントは、ありとあらゆる国難を作り出す可能性があります。それが第3次世界大戦なのか、パンデミックなのか、さては金融危機なのか。
日本にも必ず波及しますから他人事ではありません。
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