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PFAS汚染は続いている。海外の規制例に日本政府は見習うべき。

chibamai

当方は無添加食品や無農薬野菜を配達してもらっており、「神戸産直クラブーよつばホームデリバリー」と「オルター」2社を利用しています。

時々オルターの資料をここで紹介していますが、今日はPFAS汚染の最新情報です。


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  • 3~4年前から危険なPFASの汚染水や汚染土壌が問題になってきたが、手を打とうとしない政府はやっと重い腰を上げ、昨年12月に調査結果を公表した。

  • 調査したのは「専用水道水」だが、これは商業施設・集合住宅・学校など比較的大きな施設で使われる水道で、多くは井戸を水源としている。一般家庭向けの上下水道とは別。

  • 水質検査を実施した193の専用水道から、44か所で基準を超える濃度のPFASが検出された。 

  • 問題は基準が甘いまま5年も経っており、改善につながっていないこと。海外では基準を強化しているのに、日本ではされていない。


海外では汚染企業の責任追及


  • 昨年12月、テキサス州はPFASの製造企業である3M社とデュポン社を提訴した。有害性を認識しながら情報開示せず、製品を長年販売した、不法な取引慣行。

  • PFASによる害―高コレステロール、小児感染症リスク増加、生殖や発達への害、妊娠高血圧症、出生体重の減少、精巣ガン、腎臓がん、潰瘍性大腸炎、甲状腺疾患など。

  • コネチカット州も3M、デュポンを含む化学メーカー28社を提訴。有害性を数十年前に認識しながらも隠ぺいしてきた、とした。

  • ミネソタ州では4社を提訴。カーペットのPFAS汚染が訴状に載っている。

  • ペンシルベニア州では、日本の旧旭硝子のグループ会社であるAGCケミカルズ・アメリカも訴えられた。

  • ニューヨークタイムズの記事によると、PFAS訴訟はこれからも急増する見込み。過去のアスベスト訴訟を超えるとみられる。

  • PFASは半永久的に環境汚染をするので「永遠の化学物質 Forever chemicals」と呼ばれる。日本でも全国各地の地下水や河川、水道水からPFASが検出されているのに、行政も大手メディアも無視に近い。これは企業天国ニッポンそのものだ。

  • カリフォルニア州では、PFAS類を含む化粧品を製造・販売できなくなった。PFAS類は一万種類以上あり、水や油をはじくのでファンデーションや日焼け止めに使用されている。人体や環境に蓄積する。(注:化粧品やスキンケア製品は要注意ですよ、女性の皆さん)


  • PFASは活性炭入りの家庭用浄水器でかなり除去できる。特別に高価なものを使用する必要はないので、フィルターをこまめに取り換えよう。


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当方は家庭用浄水器にさらに、竹炭とゼオライトストーンを入れています。ゼオライトは錦鯉の池の水を浄化するのに使われています。


身の回りは危険なものだらけとなりました。もちろん理由は言うまでもありません。


食べるもの飲むものだけでなく塗るもの(化粧品)嗅ぐもの(香水)、全てに有害なものが入る時代となりました。

わが身は自分で守るしかありません。

 
 

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