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6月9日に世界経済は大変貌したーエキスパートによる見通し。日本は大丈夫か

アレックス・ジョーンズの番組で経済解説をするカーク・エリオット博士は、かなり予想が的中するエコノミストです。

9日にサウジアラビアが米ドルを見捨て、13日にロシアが米ドルを追い出しました。これは歴史的な経済変換だと言っています。

週末の放送、上のリンクで42分から、20分ほど以下の説明があります。


  • 米ドルの歴史を振り返ると、連邦準備制度(中央銀行、国際金融マフィア)設立の1913年までは、20ドルで1オンスの金(28.35グラム)を庶民でも交換できた。1913年以降は庶民は交換できなくなったが、国家間の貿易決済に金を使用することは可能である状態が続いた。

  • 1944年、ブレトンウッズ体制でドルは世界の基軸通貨となった。

  • しかし米は国庫の金が徐々に底をつき、米ドルを保有するフランスが金を要求しても対応できなかった。そのため1971年のニクソンショックで、米はドルと金の交換を停止した。

  • だがドルはこれで終わったわけではなかった。1973年、キッシンジャーは産油国サウジアラビアとペトロドル契約を結んだ。原油の取引に米ドルを使ってもらう代わりに、米は軍による保護をサウジに提供するという契約だ。これが他の産油国にも広がっていった。米ドルは金のかわりに原油で裏付けされることになった。

  • 産油国は、余剰の米ドルで米債券を多額に購入し、米の債務を支える結果となった。だが次第に産油国の間で、米の債務を買わされるという不満が高まった可能性がある。

  • 今年6月9日、サウジアラビアはペトロドル契約を更新せず、原油取引に中国元などを使用と決定。米ドルが見捨てられた。これで世界経済の流れは変わった。サウジはBRICSに参加することになった。BRICS国は現在でも世界人口の50%をしめているが、数年のうちに80%になるだろう。そうするとBRICS通貨や中国が世界を支配するようになる。

サウジアラビアがアメリカや米ドルから離れていくという記事↓

  • ドルを見捨てたサウジアラビアを先週訪問したのはロスチャイルドだった↓開発銀行でも設立したいのか。


  • 次はロシアである。ウクライナ戦争開始時、ロシアは欧米から経済制裁を受け、ロシアの銀行がSWIFTの決済システムを使えなくなった。プーチンは習近平に相談し、CIPSという中国の決済システムを使えることとなった。

  • 6月12日、米財務省はロシアやロシアと取引する機関に300の制裁を課すことを発表。6月12ー16日のG7サミットでも、50億ドルの凍結したロシア資産をウクライナに送金することを決定。

  • プーチンはそれに対して激怒したと思われる。G7直後、米ドルやユーロをロシア国内から駆逐するという思い切った作戦に出た。


  • これを受けてロシアの株式市場は大暴落、街の銀行にはドルを引き出そうとする市民の長蛇の列。プーチンは一時的に国内が大混乱するのを承知の上で、欧米に経済的報復を行った。ロシアは米ドルを固定相場で管理する予定。

  • いずれにしても、BRICSの主要メンバーであるサウジとロシアが米ドルを捨てたということは大きい。これがBRICSに広がるかもしれない。中国元やげんざい構築中のBRICS通貨バスケットの存在感が高まる。

  • 米ドルの基軸通貨としての地位は終わり、価値は下がっていく。価値を支えるためにFRBはますます紙幣を印刷し、結果 ますますドル価値が下がる悪循環となる。


この見通しが当たっていれば、円もドルとともに共倒れとなり、カネが紙切れとなるハイパーインフレの時代になるかもしれません。

ハイフレに強いのは金や銀などの貴金属、絵画、土地などと言われています。


田舎に土地があれば、当分持っておいていいかもしれません、畑で自給自足もできますから。



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