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エリートが世界の行く末を議論するビルダーバーグ会議とは。

更新日:2021年10月31日


会議が開かれたオランダのビルダーバーグ・ホテル


ジョセフ・ファレル氏は独立系研究者の中でも、学者色が濃い存在です。↑アメリカ人ですがオックスフォード大学で歴史関係の博士号を持ち、他大学で教えたこともあります。

氏の著書、「Banksters of Babylon(バビロンの銀行屋)」で、ビルダーバーグ会議のことを説明してありますが、当方の自費出版本で紹介しました。手前味噌ですが、愚著から

抜粋します。


ビルダーバーグは10年ほど前までは極秘に世界のエリートが毎年一回集う、超秘密会議だったが、ジャーナリストによって暴露され(ダニエル・エスチューリンの本は日本語でも出版されている)、最近はビルダーバーグのホームページまである。この会議の出席者は世界の有力者であり、全員ではないが大半はグローバリストとかイルミナティとも呼ばれるエリートだ。

ある年の出席者リストが載っている(バビロンの銀行屋51頁)

IMF(世界通貨基金)・世界銀行のトップ、アメリカ連邦準備制度のそれぞれのトップ、世界100の有力企業の会長―クライスラー社、コカコーラ、BP(ブリテッィシュ・ペトロリアム)、チェース・マンハッタン銀行、アメリカン・エクスプレス、ゴールドマン・サックス、マイクロソフトなど―のCEO、アメリカ合衆国副大統領、CIA長官、FBI長官、NATOの総長、アメリカの上院下院議員、ヨーロッパ各国の首相、野党のリーダー達、そして世界の主要新聞の編集長や社長連。

超VIPの彼らは数百人にのぼるため、毎年世界どこかの一流ホテルを貸切り、2~3日会議やパーティーを行う。

58頁にビルダーバーグ・グループの最終目標が書かれている。

  • (世界に)一つの国際的なアイデンティテイを持たせる (One international identity)

  • 人々を中央化支配する (Centralized control of the people)

  • 社会の成長率をゼロにする (A zero-growth society)

  • 世界を常に不均衡状態にする (A state of perpetual imbalance)

  • 全ての教育を中央化支配する (Centralized control of all education)

  • 全ての外交、国内政策を中央化的に支配する (Centralized control of all foreign and domestic policies)

  • 国連に権力を委譲する  (Empowerment of the United Nations)

  • 西半球の貿易ブロック化 (Western trading bloc, a NAFTA-like union of North and South America)

  • NATOの拡大 (Expansion of NATO)

  • 世界の法律制度を一つにする (One legal system)

  • 世界を一つの社会主義的国家にする (One socialist welfare state)


59頁にショッキングなことが書いてある。このグループはグローバリストとも呼ばれるが、その知恵袋・ヘンリー・キッシンジャー(1923―)の陰謀によってイタリアのモロ首相(1976―1978)が暗殺された証拠があるというのだ。そしてサッチャー首相やニクソン大統領の失脚は、彼らがビルダーバーグ・グループの政策に反対したから、ということらしい。

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今まで当ブログではエリートの会議やグループを紹介してきました。

ボヘミアン・グローブ↓

世界経済フォーラム↓

ローマ・クラブ↓

三極委員会の説明が入ってます↓「何故コロナワクチンは危険なのか」


アメリカのメディアをコントロールしているのはイルミナティ・アバターのCFR(外交問題評議会)がトップで、その下にビルダーバーグ、三極委員会があります。↓


このように強大なビルダーバーグですが、メンバーは圧倒的に欧米出身者で、日本人の参加者は一人しか見つけられません。田中伸男さんという元国際エネルギー機関事務局長です。


一時的なオブザーバーとしては他にも何人かいたらしいのですが、アジア・アフリカ人がレギュラーメンバーとして参加しない理由は、何でしょうか。


まずビルダーバーグを1950年代に結成したのは、オランダ王室の故・ベルンハルト王配です。その娘は前女王・ベアトリクスです。やはりビルダーバーグに定期参加しています。↓


故ベルンハルト王子はもとナチスの士官だったのは事実です。つまり、ナチスの思想であるところの白人優越主義(アーリア人思想)を強く持っていた可能性があります。









実際、世界を支配するエリートの多くは、ナチスの優生学思想の影響を強く受けています。(また別の機会に説明させて頂きます)

やがてこの発想が、世界の大企業に浸透していきます。


もう言いたいことはお分かりだと思います。↓



ビッグ・ファーマ


Research Division=研究開発部門

Profit Division=収益部門

3rd World Genocide Division=第3世界虐殺部門


  






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